2018/06/09

インダクティブセンサ LDC1612EVMを使ってみた

インダクティブセンサモジュールのLDC1612EVMを買ってみました。
インダクティブセンサとは、相互誘導を用いた近接センサです。
コイルに指や金属などが近づくことによって磁界が変化するので、相互誘導でインダクタンスが変化します。それを検出することで物が近づいているかどうかを検出できます。
原理自体はわかるのですが、そのようなセンサを"インダクティブセンサ"っていうんですね。
上記の説明だけだとわかりにくいと思うので、より詳細に説明しているサイトを載せます。
https://service.macnica.co.jp/library/124761

Digikeyで3,500円程度で購入しました。
https://www.digikey.jp/product-detail/ja/texas-instruments/LDC1612EVM/296-39660-ND/5172354

評価モジュールなので、USBでつないで専用のソフトをインストールするだけで動かすことができます!
ソフトのインストール等は下記のサイトに載っているので、同じようにやりました。
https://www.fujiele.co.jp/semiconductor/ti/tecinfo/news201608090000/
まずは、CH0を周期的にタッチすると下記のような波形になります。
次はCH1をタッチ。タッチしたときにその部分だけインダクタンスが変化しているので、
しっかり検出できそうですね。
次は、せっかくCHが2つあるので、お互いのコイル間を横に移動します。
スワイプみたいな感じです。
まずは青矢印のようにCH0からCH1方向にスワイプすると、CH0の変化の直後にCH1が変化しています。
逆にオレンジ矢印のようにCH1からCH0方向にスワイプすると、CH1が変化してからCH0が変化します。
これを使えば、スワイプも検出できそうですね。
とりあえず、動作確認程度はできました。
マイコンやRaspberryPiとかで制御しようとしているので、できたらまた載せます。

2018/06/02

BLEデバッグツール"Blue Tropical Fish"をリリースしました

2018年6月5日 更新


BLEのデバイス/ソフト開発用のアプリ"Blue Tropical Fish"をリリースしました。
BLEのデバッグアプリとしては「nrf connect」や「Light Blue」が有名ですが、
それらと同じような(というか機能縮小版。。。)アプリになります。

Google playからインストール可能です。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.naonaorange.bluetropicalfish

Windows storeでもインストール可能です。
https://www.microsoft.com/en-us/p/blue-tropical-fish/9p14nwqz276h?activetab=pivot%3aoverviewtab

ソースはGithubにアップしています。
https://github.com/naonaorange/BlueTropicalFish

現時点では、周囲のBluetoothアドバタイズパケットを受信して表示します。
将来的には接続・ペアリングもサポート予定ですが、現時点では未サポートです。
リストを選択することでデバイスの詳細情報を見ることができます。

表示するデバイスをフィルターすることもできます。
Nameの項目に入力にした後、"Show Only Filtered Devices"をONにすることでフィルター条件にマッチしたものだけ表示します。
また、リストの右側のスイッチをONにしてお気に入りに登録することで、
"Show Only Favorite Devices"をONにすることでお気に入りのデバイスのみを表示することができます。