apt-cygを導入しました.
導入方法を書いていきます.
まず,前準備でapt-cygを利用するために必要なものをsetup.exeを使ってインストールしてきます.
setup.exeを利用したインストール方法はCygwin自体をインストールするときとほぼ同じで,
ソフトウェア一覧の画面になったときに必要なソフトをインストールする設定にすればいいだけです.
#Cygwin自体をインストールするのと同じようにしても2回目以降はCygwin自体はインストールされず,ソフトだけインストールされます.
setup.exeで次のものをインストールします.
#検索して探すと楽です.
- wget
- tar
- gawk
- bzip2
- git
apt-cygのプロジェクトは下にあるのですが,
apt-cyg - A command-line software installer for Cygwin - Google Project Hosting
http://code.google.com/p/apt-cyg/
そのサイトで「これからの新しいのはGitHubでフォークしてあるものを使ってください。」というような記述があるので,
その通りにGitHubの方を使います.
フォーク前のGitHubはこちらです。
transcode-open/apt-cyg
https://github.com/transcode-open/apt-cyg
こちらにどのようにフォークされているか確認することができます。
Network Graph · transcode-open/apt-cyg · GitHub
https://github.com/transcode-open/apt-cyg/network
現時点では"kou1okada"というところのapt-cygが一番活発に変更されているので、
ここのapt-cygを使いたいと思います。
kou1okada/apt-cyg · GitHub
https://github.com/kou1okada/apt-cyg
まず,Cygwinを立ち上げて,
git clone https://github.com/kou1okada/apt-cyg.git cd apt-cyg chmod +x apt-cyg
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# 2013.12.07 追記
# acさんのコメントを参考にして上の記述を変更しました。
# acさん有難うございます。
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そして,apt-cyg自体をPATHが通るところに置きます.
(/usr/bin にコピーしてもいいですし,リンクを張ってもいいです.)
次にupdateします.
apt-cyg update
何かをインストールしたいときには次のようにします。
下は"vim"をインストールするときの例です。
apt-cyg install vim
他の操作方法はhelpオプションで確認できます。
apt-cyg --help apt-cyg: Installs and removes Cygwin packages. "apt-cyg installこれでおkです。" to install packages "apt-cyg remove " to remove packages "apt-cyg update" to update setup.ini "apt-cyg show" to show installed packages "apt-cyg find " to find packages matching patterns "apt-cyg describe " to describe packages matching patterns "apt-cyg packageof " to locate parent packages Options: --charch : change archetecture (must appear first) --use-setuprc : set cache and mirror with /etc/setup/setup.rc --ignore-case,-i : ignore case distinctions for --force-remove : force remove --mirror, -m : set mirror --cache, -c : set cache --file, -f : read package names from file --noupdate, -u : don't update setup.ini from mirror --ipv4, -4 : wget prefer ipv4 --help --version
apt-cyg の作者が言ってるのは GitHub で公開したのをそのまま使ってねって意味じゃなくて、fork して修正したのを皆で共有して使ってねって意味だよ。
返信削除https://github.com/transcode-open/apt-cyg は作者が皆に fork して使ってもらうために公開したものなので、そのまま使ったんじゃ意味がない。
最後に参考にしたサイトを3つ紹介しているけど、それらの修正は setup.ini, setup.bz2 のパスが変更された点に限定したもの。他にも .xz 形式のパッケージ形式への対応とかいくつか必須の修正があるので、その3つのサイトを参考として挙げると、このページ見た人が皆それで十分なんだと誤解してしまう。
修正が入った fork は多数あるのでどれを選ぶのかは自由だけど、fork の network が以下で一覧できるので、参考になると思う。
https://github.com/transcode-open/apt-cyg/netwok
ごめん
返信削除https://github.com/transcode-open/apt-cyg/network
だった。
acさん
削除コメント有難うございます。
私の知識が足りなく、apt-cygの導入を適切でない方法で行っていました。
コメントを参考に記事を変更させて頂きました。
変更前はインストールするものによって正常にインストールできないものもあったのですが、
今のところ訂正後はそのようなこともないようです。
ご指摘いただき有難うございました。
GnuPGも必要なようですね
返信削除入れてみて分かりました